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当社のコンセプトハウスをご紹介します!

今回は、築41年のマンションに来ています。ここを弊社でリノベーション向上していまして、もう完成間近というところになっております。今回のコンセプトは、”家を育てていこう”というコンセプトでリノベーションを進めています。

新築の家を建てたり、中古住宅を買ったりしても、ずっとそのままでは暮らせないですよね。修繕などが必要になることは、避けられないと思います。家はご家族で暮らしていく大切な場所です。お子様が家を離れるとか、逆にご家族が増えるとか、そういったタイミングが皆さんには必ず訪れます。そういったタイミングで、少しずつでも快適なお家にしていきましょう。このような考えで、このマンションリノベーションも進めております。それでは、早速リノベーションの詳細についてご説明いたします。

まず、大きなポイントとしては、スケルトン解体を行っています。つまり、マンションを骨組みだけにして、全体を一新するという方針です。新しい間取りを作ることも可能ですが、それだけでなく、水道や電気、ガスなどのインフラの設備も40年も経つと老朽化します。新しい配管や配線に交換、更新することが重要なので、今回はそのためにスケルトン解体を行っております。

そして、リフォームしたはずなのに、暑さや寒さに悩まされては困るので、新たに断熱材を施工しています。特にマンションでは窓が重要です。古いマンションには、アルミの枠で一枚のガラスという典型的な昔のアルミサッシが付いていますが、交換ができない場合が多いです。そこで、室内側にもう一枚、樹脂の窓をつけることで断熱性能が向上します。ただし、内窓をつけると熱割れの危険性もありますので、十分に注意していただきたいと思います。

次のポイントは、風除室の設置です。玄関に風除室を設けることで、家の中の熱が出ていったり、逆に外から入ってきたりすることを防ぎます。これが意外と”寒い”、”暑い”と感じる原因になるので、今回は風除室を設けることにしました。さらに、玄関スペースはわりと広めに設計しています。ベビーカー、ゴルフバッグなど、ちょっとした物を置けるスペースを確保しています。

次のポイントは、玄関収納です。ここに大きなスペースを設けることが本当に必要かと思われる方もいるかもしれません。しかし、家をきれいに保つためには、こういった玄関のスペースが非常に大事だと考えています。

家の中に持ち込まなくてもよい物、例えばコートやバッグ、大きな買い置きのウォーターサーバーの水やペットボトルの水など、家の中に持って入らなくても問題ない物が多く存在します。そういったものを気軽に収納できる場所が必要だと思います。

今回のマンションリノベーションでは、そのためにここを土間の仕上げにしています。趣味の自転車のメンテナンスなど、外に出なくても半分外のような場所で行えるようにすることで、非常に使い勝手が良いと思います。ベビーカーなども気軽に置けるようになります。

土間スペースは、生活の幅を広げる大切な場所だと思います。今回のリノベーションでもそれを考慮して設計しました。

次のポイントは、回遊型の動線です。

キッチンを中心とした、この回遊動線が非常に重要です。こちらの洗面所、脱衣所、トイレ、そして浴室といった水回りは固めて配置しています。それとのアクセスをキッチンから容易にできるように、こちらからも入れて周囲を一周できる作りになっています。

さらに注目すべきポイントは、ここにある隙間通路のような「サブ導線」です。これが意外と便利だと感じます。例えば、何かでここが塞がっていた場合、回り道をしなければならなかったり、この後ろを通らなければならないといった不便な状況が避けられます。

人と人との交差がなく、スムーズにアクセスできることは、お客様が来たときにすぐに挨拶ができるなど、小さなスペースを活用することで飛躍的に便利さが向上します。このような観点を持ちながら、リフォームやリノベーションを計画することをおすすめします。

次のポイントは、可変的な間取りについてです。このマンションのリノベーションの現場では、現在は2人暮らしの方々を想定して設計していますが、最大で3人から4人ぐらいの方々が生活できるような部屋の大きさや間取りになっています。

今の状態ではワンフロア型となっており、広々と生活できるようなイメージを持つ間取りになっています。しかし、ちょっとした工夫によって、これが3人や4人で生活することが可能な形に変化します。

その工夫の一つとして、玄関に設置されていた白い収納があります。この収納は実は簡単に移動することができるようになっており、例えばキッチンの前に置くことで、ここを仕切りにして一つの部屋として利用することができます。

このような可変性があると、部屋を中央で区切ったり、洋室を2つに分けて使ったりといった使い方も可能になり、それぞれの部屋で一定のプライバシーが確保できます。これがこのマンションリノベーションの現場の大きなポイントだと思います。

寝室を想定している部屋も、現在は扉を設けておらず、オープンなスペースとして作っています。しかし、もちろん個々のプライバシーが必要となったときは、アウトセット引き戸を取り付けることで、比較的簡単にドアを設置することが可能です。

一旦はワンフロアフルオープンな1部屋という区切りで設計されていますが、これもまた可変性を持った空間となっています。

今回は、マンションのリノベーション現場であるコンセプトハウスの見学を行いました。築40年のマンションでしたが、リノベーションを通じて間取りが見違えるほど変わり、断熱を始めとする性能向上も図られ、より住みやすく快適なマンションライフを送れる住宅に生まれ変わりました。

このコンセプトハウスは見学も可能なので、私たちのエリア内にお住まいの方でご見学を希望される方は、ぜひお問い合わせください。また、コンセプトハウスは販売も予定しておりますので、購入を検討されている方も一緒にお問い合わせいただければと思います。

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