こんにちは。
営業サポート部の直井です。
今回は、お部屋の生活感の原因について解説します。
リフォームをするとき、生活感が出ない部屋にしたいという要望をよくお聞きします。
では、生活感とはどんなところに出るのでしょうか?
生活感という言葉を紐解いて考えてみましょう。
生活感とは、生活している感じ、つまり人が住んでいることがわかる痕跡のことですね。
出しっぱなし、使いっぱなしは生活感の一番の原因です。
家電のコード1つをとっても、ケーブルが見えているだけで、使っている痕跡が残りますね。
その他にも、色とりどりのパッケージの調味料なども暮らしている感じが見て取れますね。
これが生活感の正体です。
ホテルライクなお部屋が好まれるのも、まだ使っていない=生活感がないお部屋だからかもしれません。
人がいた痕跡を少しでもなくすためには、お部屋の情報量を減らすことが効果的です。
物を減らそうと思っても、実際に生活している以上、限度がありますよね。
生活感をなくすために生活が不便になってしまっては、理想の暮らしとは異なるのではないでしょうか。
そこで、情報量を減らすと、パッと部屋を見た時に目につくものが減ります。
色数を減らしたり、統一したり、凹凸をなくすとおしゃれになるいうのはこれに当てはまります。
また、すべてのものを隠す収納にするのも、情報量を減らす手段です。
本や絵などの一見おしゃれなものであっても、ごちゃごちゃとした部屋の中にあると生活感の原因になります。
特に本は、高さや色、背表紙の字体や字の大きさも本によって異なるため、生活感の原因になりやすいです。
情報量の多い部屋では、知らず知らずのうちに脳に疲労が溜まってしまうという説もあります。
ただ、生活感を完全になくすことが本当に必要かどうかも考えてみる必要があります。
生活感をなくすことを考えるあまり、生活感がなくならないことがストレスになってしまったり、ご家族に強制してしまったりと、うまくいかない例も多くあります。
次回のブログでは生活感との付き合い方について考えていきたいと思います。