こんにちは。
営業サポート部の直井です。
今回は、難しく感じがちな間接照明のコツについて解説します。
照明器具は、光の強さや方向、色などさまざまな種類のものがあります。
一方向に光が強く出ている状態を、指向性が強いといい、指向性が強くない場合は拡散性が高いという言い方になります。
間接照明は一般的に、直接照明よりも拡散性が高くなります。
指向性が強い光は、ぱきっとした硬い光のイメージで、影も強く出ます。
反対に、拡散性が高い照明は、立体感や材質感がはっきりとせず、凹凸の判別がしづらくなります。
その分、均質で柔らかい光が得られますが、影が生まれにくいため、のっぺりとした印象になってしまうこともあります。
こののっぺりとする感じが、間接照明が難しいと思われる理由になります。
では、のっぺりとさせないためにはどうすればいいのでしょうか。
間接照明を使用する際、ダウンライトなどの直接照明と組み合わせることで、比較的簡単におしゃれな空間を作ることができます。
間接照明は一つの壁だけにしたり、天井だけにしたり、空間の全体に使用しないように注意することで、おしゃれな部屋になりやすいです。
また、照明の位置や高さに変化をつけることでも、空間の広がりを演出することができます。
導入コストなどで敬遠されている方は、テーブルランプやフロアランプなどの今ある照明の場所を変えたり、シェードの向きやランプの角度を調整することで、間接照明として使用できる場合もあります。
おすすめは、インテリアの後ろに照明を置くことです。
難しく感じがちな間接照明も、一度始めると楽しくなるので、ぜひお試しください。