みなさま、こんにちは!設計部の石堂です。
梅雨も間近で、暑い日もあり、寒い日もありと、
体に疲れがたまりやすくなっているかと思いますが、
皆様、いかがおすごしでしょうか?
設計部では、4月からの「耐震改修補助」の受付開始に対してたくさんの反響をいただき、
耐震診断や耐震設計、図面作成に追われる日々が続いていますが、
今年は「空き家活用補助」についてもたくさんの問い合わせをいただいています。
この補助は、今ある空き家を住まえるように「リノベーション」したり、
店舗や集会所等に「コンバージョン」して活用することに対して、
市町村から補助金が出る制度となっています。
ここで気になるのが「コンバージョン」。
マーケティング界隈で「コンバージョン」といえば、
webサイトが成果につながっているかを指すことが多いそうですが、
(※違っていたらすみません)
今回は、建築業界での「コンバージョン」について説明します!
「コンバージョン」とは?
より長く使い続けられるように、耐震・省エネ改修等で安心で快適な住宅へ再生する
「リノベーション」の需要は年々増加しています。
それとは逆に、空き家や、使い道がなくなった建物などの増加も問題となっています。
そんな中で最近関心が高まっているのが「コンバージョン」です。
「コンバージョン」とは建物の用途を変えることで、
住宅を店舗に変えるなど、本来の用途から違う用途に変更することを指します。
法的なルールは・・・?
コンバージョンに際して、建物を用途に合わせた法律に適合させる必要があります。
例えば、最近多い「民泊施設」へのコンバージョンでは、
建築基準法や消防法、民泊新法などに適合するように、
火災報知機や誘導灯の設置、防火のための区画など、様々な工事が必要になります。
また、用途地域によっては、建物の用途が制限されますので、
コンバージョン自体が不可能な場合もあるので、場所選びも重要になります。
既存の建物をいかす
法適合工事についてはハードルが高く感じられるかもしれませんが、
実際はその建物の状態によって、工事を緩和できたり、補助金を利用できる場合があります。
まずは、事前の建物の調査、法的な確認をしっかり行い、
その建物を活かし、希望をかなえることが可能かどうかを知る必要があります。
もちろん当社でも調査や確認の対応や、補助金の申請は可能ですので、
空き家をお持ちの方も、これから事業を始められたい方も、
空き家・空き建物の活用について気になる方は、ぜひお問い合わせください!