こんにちは。営業部の荻本です。
今回は、浴室での事故についてお話します。
入浴の際中に意識を失い、そのまま浴槽内で溺れて亡くなるという不慮の事故が増えているそうです。
特に65歳以上の高齢者の死亡事故が多く、毎年11月から4月にかけて多く発生しているそうです。
厚生労働省人口動態統計(令和3年)によると、高齢者の浴槽内での不慮の溺死及び溺水の死亡者数は4,750人で、交通事故死亡者数2,150人のおよそ2倍になります。
入浴中の事故は、持病や前兆がない場合でも起こるおそれがあるそうです。
「自分は元気だから大丈夫」と過信せず、「自分にも起きるかもしれない」という予防意識をもつ必要があるのでしょうね。
では、どのような点に注意すれば安全に入浴できるのか?
入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく、湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にする、浴槽から急に立ち上がらない、食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける、お風呂に入る前に、同居する家族にひと声かける、家族は入浴中の高齢者の動向に注意する、などが政府広報で推奨されています。
溺れる事故を防ぐための対策を日ごろから意識する必要があるのでしょうね。