みなさまこんにちは!
設計・再販部の石堂です。
今回ご紹介する施工事例はキッチンのシンク部分の入れ替え工事です。
最近、ご自宅で雑貨屋さんやカフェの経営をご希望するお客様が増えてきました。
コロナ以降、「自宅で仕事仕事を行う」スタイルが増えてきましたが、
それとあわせて、ご趣味の延長で「ご自宅を店舗にする」というご希望をよくいただきます。
実際、ご自宅を店舗として使えるかどうかは、いろいろな法的チェック項目があります。
※以前のブログでも触れていますので、ご興味のある方はご参照ください。
それらをクリアできれば自宅の店舗化が見えてくるのですが、
自宅をカフェなどの飲食店に改装する場合は、保健所の検査と許可が必要になります。
①具体的な必要手続きと流れ
1.事前相談
図面をもって保健所や消防署に事前相談。
何が必要か確認します。
当社のような設計事務所や工務店で代行することも可能です。
2.資格の取得
食品衛生管理者の資格を取得します。
通常、半日から一日の講習を受けると取得可能です。
3.関係窓口へ申請
お店の完成10日前までに必要書類を保健所に提出します。
・営業許可申請書、営業施設概要書など
4.保健所の検査
保健所・消防署の担当者の立ち合いのもと、検査を受けます。
設置基準を満たさない場合は、
指摘箇所を改修して再検査になります。
5.営業許可
検査に通ると営業許可証が交付されます。
6.開店
食品責任者の証や、営業許可証を
お店の見えやすい位置に提示します。
保健所・消防署の検査に通らないと営業開始できないので、
余裕をもって準備することがポイントになります。
また、用途変更などの申請が必要な場合も、
同じようなタイミングで手続きを行います。
②設備機器の設置基準を満たす
次に設備機器の基準です。
お住まいの地域の保健所の指導内容によって若干違いはありますが、
おおむね下記のような設備が必要になります。
・厨房と客席はスイングドアなどを設け、区画する。
・厨房内は清掃しやすい床材で仕上げる。
・店内で飲食物を提供する場合は来店者用の手洗いが必要。
・冷蔵庫は見える位置に庫内温度計を設置。(市販の温度計で可)
・食品・食器保管用の棚は、扉をつける。
・シンクは食材用と食器用に原則2つ必要。(2槽シンクでも可)
自宅をカフェにする場合、ほとんど既存の状態で問題ないのですが、
改修が必要な場合が最も多いのがキッチンのシンクです。
通常のシステムキッチンはシンクが一つですので、
シンクを別に設置するか、2槽シンクに変更する必要があります。
■2槽シンクの設置例
1つのシンクの内径は45cm×36㎝×深さ18cmが基準。
今回はLIXIL製の2槽シンクに入れ替えました。
工期:1日
工事費:15万 ※配管調整・簡易給湯器移設含む
設備基準を満たせば、飲食店の開店自体はそんなに難しくありません。
趣味の延長で、自宅の一部や、空いている古家をカフェにすることも可能です。
審査が入る設備機器以外は家にある物の流用でOK。
もちろんDIYで作ったもので、店舗を飾り付けていただいて構いません。
これを機会に、ご自宅で、土日カフェ経営なんていかがでしょうか?
以上、石堂でした!













































