みなさまこんにちは!
モリシタ・アット・リフォームの石堂です。
今回は簡易耐震診断業務をご紹介したいと思います。
兵庫県では各市町村を窓口にして住宅の簡易耐震診断を行っています。
私も簡易耐震診断員として登録がありますので、
各市町村から委託を受けて毎年多くの物件の診断を行っています。
今年も多くの住宅の診断をさせていただきましたので、
実際にどのようなことを行っているか、ご紹介したいと思います。
まずは建物について事前調査を行います。
ここでは、お住まいの方からのヒアリングが中心で、
建物が建てらる前の土地の状況や、火事や車の突入事故、床下浸水等の被害の有無を確認します。
次に建物の調査を行います。
建てられた際の図面があればそれを元に採寸を行います。
図面がない場合は、その場で採寸しながら図面を作成していきます。
採寸の際は、建物にゆがみが生じていないかを器具を使って測定します。
ゆがみが大きい場合、診断結果に影響します。
↑柱の傾斜を測定器具で確認する様子
また、目視にて雨漏り跡等の劣化事象がないかを確認します。
天井などにシミがあると、雨漏りしている可能性があるので、
屋根や天井裏の確認をお勧めします。
採寸や内部の調査が終わった後に、
小屋裏や床下など普段目につかないところに劣化事象がないかを確認します。
床下や小屋裏に侵入できる際は、柱と土台・梁などの接合部に隙ができていないかも確認します。
あわせて、土壁の状態や、筋交い(柱と柱の間に入っている斜めの部材)の有無等も確認します。
最後は外部の調査です。
外壁や屋根に不具合はないか、擁壁等に傾きはないかをチェックします。
下の写真のように金属探知機を使用して、基礎の鉄筋の調査も行います。
以上で現地での調査は終了となります。
後は、事務所で診断結果を数値化します。
現地調査をもとに、壁の量・配置・基礎や地盤・劣化状態などに点数をつけていき、
建物の耐震性の総合的な評点を算出します。
出来上がった資料を市町村に提出して、当社の作業は終了となります。
お住まいの方(申請者)のところには市町村から報告書が届きます。
以上が簡易耐震診断の業務内容です。
今年度分の調査ですが、市町村によっては締め切られているところもあるそうです。
ご希望の方は、当社にご連絡いただくか、
お住いの市町村窓口にお問合せしてご確認ください。
また、簡易耐震診断以外にも、詳細な耐震調査や、
建物の様々な条項調査を行っていますので、
建物の状態が気になる方は。ぜひご相談ください。
モリシタ・アット・リフォームは、住まいの“かかりつけ医”として、
ちょっとした不具合や気になることでも「とりあえず聞いてみよう」と
気軽に相談できる存在でありたいと思っています。
1975年創業以来、リフォーム・リノベーションを通じて、
「健康で幸せ家族」を増やすことを目標に、
「あんたに頼んでよかった!」と言っていただける
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