こんにちは!
モリシタ・アット・リフォームの石堂です。
今回は耐震改修工事の施工についてご紹介します。
耐震性を上げるためには、建物全体をバランスよく補強していく必要があります。
補強部分をどこにするか?は耐震診断・耐震補強計画専用のプログラムによって設計します。
診断方法はいろいろありますが、当社では精度の高い「精密診断法」を採用しています。
この設計段階で、どこをどう補強するのかを決定します。
実際の補強方法は、既存の壁の補強や、耐力壁の新設、基礎の補強などがありますが、
今回ご紹介するのは既存の壁の補強について、中でも「柱頭柱脚金物」の施工による補強です。
「柱頭柱脚金物」は文字通り柱の頭と足元に取り付ける金物で、
柱と梁、柱と土台を緊結するように施工します。
種類も何種類かありますが、柱ごとに地震時の影響の大きさを割り出して金物を選定していきます。
ちなみに地震が起きて建物が倒壊するときは、柱が折れて倒壊することはほとんどなく、
多くは柱頭柱脚部の接合が外れて倒壊することになりますので、柱頭柱脚部の金物による補強は非常に効的です。
今日は小屋裏から、柱頭部分に金物を取り付ける作業となっています。
大工さんに、下屋根部分の小屋裏へ、押入の天井から入っていただきます。
今回設置するのは「タナカ コンパクトコーナー」。
小型で施工性に優れますが、今回施工する柱に対して十分な効力を発揮してくれます。
状況によっては、壁や天井を壊して取付することになるのですが、
今回は小屋裏空間が広かったため、施工も問題なく行えました。
柱の足元にも同じ金物を施工して、その柱の補強は終了です。
足元への設置は、壁の部分的な撤去が必要なので後日施工になります。
今回の工事では、柱頭柱脚金物を上下合わせて70箇所程度設置します。
以上、柱頭柱脚金物による補強の紹介でした。







