こんにちは!
営業部の荻本です。
今回は、巾木、廻縁の意味と役割について解説いたします。
それぞれの意味と役割は以下の通りです。
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巾木(はばき)
- 意味: 壁と床の境目に取り付けられる部材です。
- 役割:
- 隙間隠し: 施工上発生する壁と床の隙間を隠し、見た目をきれいにします。
- 壁の保護: 掃除機や足などが壁にぶつかることによる傷や汚れを防ぎます。特に、水拭きやワックスがけの際に壁が汚れるのを防ぐ役割もあります。
- 断熱・防塵: 床と壁の隙間からの冷暖房の熱の流出や、ホコリやゴミの侵入を防ぎます。
- 意匠性: インテリアデザインの一部として、部屋の印象を左右します。
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廻縁(まわりぶち)
- 意味: 天井と壁の境目に取り付けられる部材です。
- 役割:
- 隙間隠し: 湿度や気温の変化による建物の動きで生じる壁と天井の隙間を隠します。
- 見切り材: 天井材と壁材という異なる仕上げ材の境目をきれいに見せる役割があります。
- 意匠性: 装飾としての役割も持ち、部屋の雰囲気を決定づける要素となります。
最近は、廻縁を取付しないリフォームも見られますが、意味合いとしては上記のようなものがあります。
現場の状況によって、判断されたらどうかと思いますので、リフォーム担当者に確認してみてくださいね。